福井県コンクリート診断士会(柴原幸会長)の2025年度定期総会は19日開かれ、24年度の事業報告・収支決算、および25年度の事業計画・収支予算案を慎重審議し、すべて原案通り了承した。
会場は、福井市宝永3丁目の県国際交流会館で。
24年度は、コンクリートの新たな可能性を学ぶ第138〜144回計7回の研修会や、新手取川橋の見学会などを開催。会員交流事業と行政協力・支援、日本コンクリート診断士会協力・支援にも取り組んだ。
総会後は、第145回の研修会として演題「土木インフラをニャンとかし隊!Shall we猫パンチ!?」を聴いた。講師は、CATS−B(橋守隊)の今井努代表(周南市企画部企画課所属)が務めた。第1回インフラメンテナンス大賞国土交通大臣賞に輝いている。
25年度(設立22年目)も引き続き、現場見学会や研修会、地域鉄道事業者の技術支援。コンクリート診断士会の受験対策セミナー。フクイ建設技術フェアの出展など。社会資本の安全性向上に貢献し、コンクリート構造物診断のスペシャリストとして信頼をさらに高め、社会的地位のさらなる向上に努めたい考え。
◆地域を支えるコンクリート診断士の継続教育
◆地域密着型の地域貢献活動
◆地域のコンクリート構造物の現状や維持管理の重要性に関する広報活動
◆地域を中心にした信頼のネットワークの構築と拡充