岐阜市は、岐阜薬科大学の新キャンパスを整備する「(仮称)岐阜薬科大学学舎建設工事」について、設計・施工一括発注方式の一般競争入札(総合評価落札方式)を公告した。参加締め切りは7月17日。予定価格は105億9994万3200円(税込み)。VE審査、技術提案書の提出、プレゼンテーション・ヒアリングを経て、10月27日に開札(応札は10月8〜14日)する。
入札の参加資格は、岐阜市内に本店や支店、営業所がある建築の単体または2〜4者JV。4者JVは設計業者を必ず構成員に含め、3者JVは設計業者を構成員に含めることが可能としている。
総合評定値と主観点数の条件は、単体1600点、JV代表1300点、第2構成員950点、第3構成員790点以上。
設計業務については、単体と2者JVの代表構成員(3者JVで設計業者が構成員にいない場合も同)は、主たる設計業務を行う。
同事業は、本部キャンパス(大学西1ノ25ノ4)の狭あい化解消や、三田洞キャンパス(三田洞東5ノ6ノ1)の老朽化に対応するため、三田洞キャンパスを本部キャンパスの西側に移転整備するもの。
校舎棟の規模は、鉄筋コンクリート造4階建て延べ約1万4000平方bを想定し、講義室や実習室、付属図書館などを収めるとしている。また、本部キャンパスから生物系研究室の一部、物理系研究室、実践薬学大講座研究室などの施設を同校舎棟内に移転する予定。
工事場所は大学西1丁目地内。
新キャンパスの完成予定は、2028年12月12日となる。
提供:建通新聞社