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　県都市計画課は「まちづくり埼玉プラン」について、新たなプラン策定を目指している。現行プランは２０１８年の策定から10年間を目標として定めているもので、まもなく目標期限を迎える。そのため全面改訂を行い、次の20年間を想定した新たなプランを策定する。25年度は都市計画審議会に設置されている専門部会での検討などを経て、まちづくり埼玉プラン策定（案）をとりまとめる計画としており、担当者は「26年度の策定を目指したい」とコメントしている。
　「まちづくり埼玉プラン」は、埼玉県５か年計画や都市計画審議会からの提言を踏まえ、県の都市計画の基本指針として２００８年３月に策定されたもの。目指すべき将来都市像や、将来都市像を実現していくためのまちづくりの目標などを設定している。
　これまで、初回の計画策定から10年が経過した18年には見直しを行い、社会経済情勢の変化や新たな都市計画の動きに対応してきた。
　今回の改定では、現行プランを全面改定し、次の20年間を想定した、新たな「まちづくり埼玉プラン」を策定することとなる。
　24年度にはセントラルコンサルタント（東京都中央区）が基礎検討業務を受託。現状の課題を分析し、策定の視点の設定と方向性の検討を行った。この成果を踏まえ25年度はまちづくりを取り巻く状況、関連計画の策定内容、現況の課題などの検討を踏まえ、　「まちづくり埼玉プラン」の策定に際し考慮すべき課題を検討する。

提供：埼玉建設新聞