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　能美市は２６日、「粟生東任田産業用地造成工事（１工区）」など３件を事後審査型制限付き一般競争で開札し、落札候補者を決定した。
▽１工区　粟生町地内
落札＝３億２２００万円
石川・秋田特定ＪＶ
　概要は、盛土工２万３３０６・９立方メートル、側溝工５６５・６メートル、消防施設工２カ所。
▽２工区　粟生町地内
落札＝３億３３００万円
山本（正）・亀田特定ＪＶ
　概要は、盛土工３万９７０・２立方メートル、側溝工３２４・８メートル、消防施設工２カ所。
▽３工区　粟生町、東任田町地内
落札＝６億３５００万円
吉光・高木特定ＪＶ
　概要は、盛土工３万７１１１・７立方メートル、側溝工５７８・１メートル、調整池施設工一式。
　対象エリアは粟生西交差点の南東側で国道８号に隣接し、現在は田園地帯。市は、地域未来投資促進法に基づく地域経済牽引事業として造成工事を進捗させる。工期は２６年９月３０日まで。設計は日本海コンサルタントが担当。
　同産業用地では、近接する日本ガイシ（同市能美１丁目地内）が生産用機械器具を製造するための新工場を計画している。
　同社は、自動車排ガス浄化用セラミックスの生産拠点である石川工場について、粉体生産設備を導入する建屋を２０２０年に増築した。これにより、石川工場で原料の受け入れから粉体の生産、完成品の生産・出荷までを一貫して行うことが可能になっている。