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滋賀産業新聞
2025/07/01

【滋賀】守山市 今市町地区の地区計画原案まとまる

 守山市は、今市町地先における地区計画の原案をまとめた。市中央部の田園地域に位置し、交通の利便性が高い地域でありながら、空き家が発生している集落の良好な居住環境を形成し、地区内にある天智天皇ゆかりの皇小津神社を囲む豊かな自然環境を維持・保全。ゆとりのある低層一戸建て住宅地域を目指して確実な土地利用を図る。
 大津湖南都市計画・今市町地区地区計画(市原案)の区域面積は約7・3f。大津湖南幹線と県道守山栗東線の交差点『播磨田町北』付近から西側に広がる既存集落地域(市街化調整区域)。整備する地区施設は▽区画道路=幅員4b、延長約400b▽緑地=面積約1500平方b―。緊急車両が円滑に通行できるよう、狭あい道路整備を行う。皇小津神社および公園周辺については、防災上の安全性および良好な居住環境を確保するため、敷地全体を緑地保全する。
 建築物の用途は▽住宅(長屋住宅を除く)▽住宅で事務所、店舗その他これらに類する用途を兼ねるもの(長屋住宅を除く)▽学校(大学、高等専門学校、専修学校および各種学校を除く)、図書館その他これらに類するもの▽神社および寺院▽老人ホーム、保育所、福祉ホームその他これらに類するもの▽公衆浴場▽診療所―などの建築物以外は、建築してはならない。
 建築物の容積率の最高限度は100%。建築物の建ぺい率の最高限度は60%。建築物の敷地面積の最低限度は原則240平方b。壁面の位置(建築物の外壁またはこれに代わる柱の面から敷地境界線までの距離)は1b以上。建築物の高さの最高限度は10b(神社または寺院は15b)。

提供:滋賀産業新聞