北秋田市観光課は、道の駅たかのすのリニューアルに関し、基本設計と地質調査を今月公告する。実施設計を年内に公告し、来年度に着工。9年10月頃のオープンを目指す。施設は、大太鼓の里ぶっさん館と産直施設、24時間トイレを集約し、鉄骨造り平屋建て、床面積約3,730uで新設。現機能のほかモンベル直営店やシャワー室2室、加工室2室、飲食店2店舗、子供応援施設などを盛り込む見通し。
計画は、既存の大太鼓の里ぶっさん館を解体し、産直施設と24時間トイレ、レストランなどを集約した新施設を建設するもの。また、大太鼓の館は改修する。
新施設はモンベルと共同でアウトドア拠点化し、モンベル直営店のほか、遊戯室・搾乳室・幼児トイレなどの子ども応援施設、シャワー室2室、加工室2室、飲食店2店舗、情報発信機能(交通情報、観光情報)などを盛り込む。施設規模は鉄骨造り平屋建て、床面積約3,730u。今月公告する基本設計については、プロポーザルでの委託も視野に詳細を検討している。
大太鼓の館改修については、年内に展示方法や改修内容についての検討委員会を開催し、まとまり次第基本・実施設計を委託。今年度中に脱稿させたい考え。基本・実施設計はプロポーザルも含め委託方式を検討している。
大太鼓の館改修も含めた概算事業費は約33億8,000万円。6月補正予算では、道の駅たかのす基本設計・実施設計委託費1億1,152万2,000 円、大太鼓の館基本設計・実施設計委託費3,490万3,000円、地質調査委託費836万円、用地取得委託費214万3,000円、土地購入費1,010万円を予算化している。
提供:秋田建設工業新聞社