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北陸工業新聞社
2025/07/02

【富山】働きやすい職場環境づくりを/近藤建設が安全大会開く

 近藤建設(富山市緑町、近藤裕世代表取締役社長)の第50回安全大会が1日、富山市のとやま自遊館で開催された。
 この日は同社役職員や会員企業、賛助会員企業から160人が参加。
 冒頭、近藤社長があいさつし、「われわれ建設業における夏季の熱中症対策は、命に関わる大変重要な課題。今年6月1日からは、職場における熱中症対策が義務付けられた。当社の各現場では、日ごろより熱中症対策をはじめ、安全対策への惜しみない努力をしていただいているが、安全があってこそ、そこで働く喜びや建物を造る喜びがあり、安全があってこそ、お施主様が喜んでいただける良い仕事ができる」と話した。
 さらに、「労働災害を未然に防ぐことは自分の身を守るだけでなく、ともに働く仲間の人命尊重にもつながる。もう一つの大きな意義は、お施主様からの信頼が得られ、社会における建設業への信頼も高まること。安全大会を機に安全第一、無事故・無災害への意識をさらに高め、常に安全行動を心掛けることで、誰もが働きやすい安心・安全な職場環境づくりの徹底にご尽力いただきたい」と呼び掛けた。
 安全表彰では社長表彰として、近藤建設の佐藤匠氏、安全衛生協力会会長表彰で、竹橋俊之氏(北川瀝青工業)、前田直人氏(第一興産)、晴マキ央氏(タニグチ)にそれぞれ表彰状と記念品が手渡された。
 続いて、近藤建設が施工している「(仮称)サプラ本社社屋新築工事」の担当者が安全管理活動を発表。安全宣言では、安全衛生協力会の塩井実会長が、「現場に潜んでいる危険性をゼロに近づけるよう最大の注意をはらって、無事故・無災害を目標に一層努力することを誓う」と力強く読み上げた。
 その後、ウェザーマップの米倉絵美氏による記念講演「建設現場で役立つ気象情報と防災」も開催された。

hokuriku