東北地方整備局秋田河川国道事務所は、国道7号・遊佐象潟道路整備に関し、年度内の供用開始を目指している小砂川IC(仮称)〜象潟IC間の最終工事として、大須郷地区の舗装を早ければ来週中に公告する。小砂川ICの北側約3,000mでコンクリート舗装を行うもの。概算工事費は2億円〜3.4億円、工期は約7カ月。
遊佐象潟道路の本県整備区間は、山形県境〜象潟ICの約9,900m。小砂川IC(仮称)〜象潟ICまでの延長約7,300mについては今年度中の開通を予定。現在、道路改良工事や標識設置などの工事を進めているほか、小砂川IC他舗装工事を15日に開札。今月中に公告する大須郷地区の舗装工事が最終工事となる。
小砂川IC〜県境までの約2,600mについては9年度または10年度に開通する。同区間の上ノ山地区道路改良工事(その2)を来月に公告し、小砂川IC付近で掘削26,000㎥、盛土23,000㎥、函渠1基の新設を行う。8月7日には道路排水を見直す補足設計を開札。10月14日には、にかほ市道観音森線に架設する観音森こ道橋上部工工事(橋長72m、鋼単純合成箱桁)を本局が開札する予定。
また、今年度中に発注を予定していた上ノ山地区から山形方面に向かうカウヤ地区道路改良工事(その2)と、県境付近で行うタカコヤ地区道路改良工事は、工事費の増を想定されることなどを踏まえて来年度以降に発注する予定。
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秋田建設工業新聞社