大阪府都市整備部住宅建築局は、2029年度の開校を目指す四條畷支援学校(仮称)の設備改修工事基本設計を技研エンジニアネットワーク(大阪市中央区)に委託した。交野支援学校四條畷校(旧四條畷北高等学校)の拡充に係る施設改修・増築の設備工事の基本設計を担う。履行期間は26年2月25日まで。建築改修工事の基本設計については落札者は決まっていない。
府内の知的障がい支援学校の教室不足解消のため交野支援学校四條畷校を本校化する。交野支援学校の分校である同校に小学部を設置し、新しい支援学校として整備。既存施設の躯体を再利用し、耐震化を含む建築改修や空調、照明などの設備を一式リニューアルする。
校舎棟(鉄筋コンクリート造4階建て延べ1万0962平方b)、体育館棟(鉄筋コンクリート造3階建て延べ3054平方b)、プール付属棟(鉄筋コンクリート造平屋138平方b)、倉庫(鉄骨造平屋2棟延べ200平方b)、汚水処理場(鉄筋コンクリート造地下1階地上1階建て延べ118平方b)については耐震改修を含む施設改修を施す。
また、エレベーター棟(鉄骨造4階建て延べ94平方b)、バス乗降場(鉄骨造平屋389平方b)、渡り廊下1・2(鉄骨造平屋389平方b、鉄骨造平屋244平方b)、付属棟12棟(鉄骨造平屋延べ285平方b)を増築する。
25〜26年度に基本・実施設計、27〜28年度に改修工事を行う計画で、29年度の開校を目指している。所在地は四條畷市砂3ノ13ノ6。
提供:建通新聞社