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　国土交通省中部地方整備局は、国道１号藤枝バイパス原トンネル工事をＷＴＯ対象案件で発注する。新たに試行する総合評価落札方式「ＳＩ型」を、局で初めて適用する見通し。
　「ＳＩ型」は、安全性・生産性の向上や、新技術の活用などが見込める工事に適用する技術提案評価型の入札方式。公告時の仕様に対し、軽微な設計図書の変更が認められ、予定価格の５％以内で請負代金の増額変更を可能としている。
　トンネル工事では、施工のオートメーション化に向けた自動施工技術の活用を想定している。原トンネル工事は、第３四半期の発注を見込んでいる。延長約７０９�b、幅員約８・５�b、２車線で、新オーストリアトンネル（ＮＡＴＭ）工法を採用する。設計は、パシフィックコンサルタンツ静岡事務所（静岡市葵区）が担当。

（提供：建通新聞社）