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建通新聞社四国
2025/07/08

【愛媛】野村職員住宅など シャトーで解体設計

 愛媛県は、野村職員住宅など南予地域の公共施設の解体設計に着手した。委託先はシャトー企画設計事務所(松山市)。老朽化などに伴い撤去する。2026年2月20日までの履行期限で設計をまとめる。早ければ一部解体を25年度内にも工事発注する。
 対象は、野村職員住宅(西予市野村町野村2ノ243)、旧南予家畜保健衛生所(八幡浜市五反田1番耕地18ノ3)、旧南予家畜保健衛生所宇和島支所(宇和島市高串字丁田1)を主対象とする建物。いずれも現時点で売払い処分対象県有地には該当しておらず、今後活用方法を示す予定。
 野村職員住宅については、住宅棟の他、敷地内にある物置き、自転車置き場、プロパン庫などを26年度に解体する。なお、敷地内には焼却炉もあるが、今回とは別事業で解体する。跡地の敷地面積は956平方b(用途地域なし)。
 旧南予家畜保健衛生所と同宇和島支所については、それぞれ本館の他、解剖室、焼却棟、倉庫、車庫2棟を解体する。これら施設の解体設計を10月10日までの履行期限で取りまとめる考えで、25年度にも一部解体工事を発注する。計画では、両施設共建物、舗装、付帯施設(植栽、渡り廊下、浄化槽など)について、フェンスや塀を除き全て撤去するが、焼却棟内部の焼却炉と関連設備に関しては別事業で解体する。跡地の敷地面積は南予家畜保健衛生所が1269平方b(第一種住居地域)、同宇和島支所が1710平方b(準工業地域)。

提供:建通新聞社