アパグループ(東京都港区赤坂3ノ2ノ3)は、金山駅近くにホテルを新規出店することを明らかにした。客室数は231室。2028年冬ごろの開業を目指しており現在、施工者の選定を進めている。
ホテル名は「アパホテル〈名古屋金山駅前〉(仮称)」。規模は鉄骨造14階建て延べ約3500平方b。
建設地は名古屋市中区金山2ノ16ノ8。金山総合駅1番出入り口から北東へ、約150bに位置する。敷地面積は、およそ770平方b。用途地域は商業地域で、建ぺい率80%。容積率は東西で分かれており、大津通に近い西側は800%、東側は500%。
同社は建設地について、金山駅に近く中部国際空港へのアクセスが容易な点を評価。6月24日付で、積水ハウス不動産(大阪市北区)から同地を取得した。
今回の開発により、東海エリアでのアパグループの出店は愛知県で12棟(2933室)、岐阜県で2棟(298室)、三重県で3棟(589室)、静岡県で4棟(1027室)となる。
また同社は岐阜県羽島市の「アパホテル〈岐阜羽島駅前〉」を、現在の直営から西町(青森県八戸市)によるフランチャイズ営業へ転換することも発表。直営ホテルは、名古屋市内での展開を強化していくとしている。
提供:建通新聞社