産業車両・乗用車・産業用機械器具・建設用機械器具の総合レンタル業を営むレント(静岡市駿河区、岡田朗社長)は、6月30日に東京証券取引所スタンダード市場に上場した。今後バリュープラスサービスをさらに拡充し、独自の高品質・高付加価値レンタルサービスを提供していく。
同社は約6000種、50万台超のレンタル商品を扱っている。日本以外にもタイ、ベトナム、インドネシアといった東南アジアで事業を展開しており、2025年5月期の連結業績見通しは、売上高が488億4000万円(前期比11・8%増)、営業利益が38億7000万円(同21・6%増)、経常利益は33億5000万円(同19・8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は22億4000万円(同8%増)を見込む。
岡田社長は「当社は40年間『PROGRESSIVE AS WE GO』をスローガンに掲げ、これを実践してきた。建設機械だけでなく産業機械も扱っている強みを生かしながら、大手レンタル会社や地元密着のレンタル会社とは一線を画した第3極を開拓していきたい」と話した。
(提供:建通新聞社)