平田村は8月4日、道の駅ひらた再整備基本計画策定業務の指名競争を入札する。予定納期2026年3月31日。26年度以降に基本設計を委託し、最短で30年度の新施設完成を目指している。
道の駅ひらた(敷地約8300u)は09年に上蓬田地内で供用を開始。5月に災害時の救援活動拠点、一時避難場所として活用する国の「防災道の駅」に選定され、広域防災拠点としての機能充実と整備、一層の魅力向上を図るため、移転再整備を検討している。再整備に当たっては国の地方創生交付金の活用を見込んでいる。
あぶくま高原自動車道・平田ICに近い国道49号沿線に位置する現施設は、直売所や飲食機能、情報防災施設、トイレ等を備える。防災拠点としての機能強化のほか、駐車場の狭さや周辺の交通渋滞が課題となっている。
県内で同じ防災道の駅に指定されている道の駅猪苗代(敷地約3.3万u)を再整備の参考としている。基本計画策定に向け、6月補正予算で委託料3000万円を確保した。
(提供:福島建設工業新聞社)