徳島県は、徳島小松島港(沖洲外地区)の、マリンピア沖洲西側の海面(水路)で、地質調査業務7件を委託した。本年度に調査結果をまとめる。機械ボーリングにより得たボーリング柱状図や土質試験結果を、国土地盤情報データベースに登録し、調査結果をみて将来の事業に活用する。
業務名は「R7徳土徳島小松島港(沖洲外地区)徳・東沖洲2地質調査業務」。第1、第2、第6分割を基礎建設コンサルタント、第3分割をサンブレーン・プラン、第4分割を創研技術、第5分割をビューエンジニアリング、第7分割をニタコンサルタントが担当(住所は全て徳島市)。
7件の業務により、水路内やコンクリート護岸沿いで地下の地質構造を調べる。対象となる海面(水路)は、徳島市北沖洲4〜南沖洲4の徳島平野側と、マリンピア沖洲の間の部分。マリンピアに至る、3本の道路のうち、北側道路から南側道路までの区間。
土質ボーリング(オールコア)などを行い、採取した標本について、標準貫入試験、土粒子の密度試験、土の含水比・粒度・液性限界・塑性限界・圧密・三軸圧縮試験などを行い解析する。
提供:
建通新聞社