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滋賀産業新聞
2025/07/16

【滋賀】竜王町 交流・文教ゾーンの新公園整備

 竜王町は、交流・文教ゾーン公園の整備計画について今後、実施設計業務を委託し2025年度(令和7年度)中に行う。26・27年度(令和8・9年度)に公園整備工事を進め、27年度(令和9年度)の開園(供用開始)を想定している。なお、工事発注については分割発注(部分供用開始)の可能性がある。基本設計業務における概算工事費は4億5600万円。
 町役場周辺に公共施設や教育施設等を集約し、利便性の高いまちの実現を目指す「竜王町コンパクトシティ化構想(20年〔令和2年〕7月策定)」に基づく中心核整備における「交流・文教ゾーン」内に、新たな公園を整備する。計画地の位置は竜王町綾戸1066他(敷地面積約1万0600平方b)。子育ての拠点、住民参加のまちづくりの拠点、災害時の避難場所とする。
 整備方針によると、円形状の遊具広場「あそびの広場」や、災害時にも利用しやすい芝生の広場「原っぱ広場」、人工芝の「築山広場」、ケヤキの樹冠が日陰を提供する「こかげ広場」、イベント時ではステージにするなど多様に使える「デッキ広場」、待ち合わせや交流の場「出会いの広場」、子どもの見守りにも有効な「憩いの丘」などを配置。キッチンカー等による賑わいの空間「プロムナードとエントランス」は、備蓄倉庫、マンホールトイレ、防災井戸など、災害発生時の支援場所とする。
 実施設計業務の受託者は、7月24日開札の事後審査型条件付一般競争入札で選定する。履行期間は契約締結日から26年(令和8年)3月24日まで。
 基本設計業務は、キタイ設計(近江八幡市)が担当した。

提供:滋賀産業新聞