関東地方整備局は17日、2024年度優良工事等局長表彰式を、さいたま新都心合同庁舎1号館2階講堂で執り行った。優良工事関係は、総数969件の中から選ばれたもので、優良工事49件・47社、優秀工事技術者41人、安全管理優良受注者205件・174社。優良業務関係は、総数1515件の中から選定され、優良業務64件・41社、優秀技術者61人。また、工事成績優秀企業114社が認定された。関東インフラDX大賞には23件が輝いた。岡田土建は優良工事、優秀工事技術者、安全管理優良受注者、工事成績優秀企業認定、関東インフラDX大賞の5部門で受賞。戸邊建設は優秀工事、優秀工事技術者、安全管理優良受注者(2工種)、工事成績優秀企業認定での栄誉となった。
式典で橋本雅道局長は「激甚化する自然災害への備えやインフラの老朽化、生産年齢人口の減少といった社会構造の変化が建設業界に大きな変革を迫っている」とした上で「将来にわたって魅力ある産業にするため、一丸となって取り組みを進めていく」ことの重要性を強調。「今後も力強いご支援とご協力をお願いしたい」と呼び掛けた。
県内企業では、優良工事表彰で岡田建設、戸邊建設、室田建設が受賞。
また、安全管理優良受注者として、岡田土建、戸邊建設、室田建設、阿部建設、石井工業、工建設、東邦建設、遠藤建設、松浦建設、萩原土建、古谷建設、堀建設、三井住友建設鉄構エンジニアリング、横河ブリッジ、みかど造園、アジア開発興業が名を連ねた。
工事成績優秀企業には、岡田土建、戸邊建設、阿部建設、石井工業、工建設、アジア開発興業、三井住友建設鉄構エンジニアリング、松浦建設、萩原土建、古谷建設、東邦建設、横河ブリッジが認定された。
表彰の対象は、24年度に完成または完了した工事・業務のうち、特に優秀な成績を収めた工事、業務、技術者など。
優良工事等局長表彰の受賞者は、入札契約手続きにおける企業および担当技術者の技術力評価で優位になる。