須賀川市は、都市公園「翠ヶ丘公園」と「山寺池公園」の魅力向上に向けたサウンディング型市場調査を行う。8月8日まで事前現地見学会の申し込みを受け付け、9月22日から11月21日にかけて個別対話を実施する。2026年度にPark−PFIによる事業公募を予定している。
個別対話の対象者は、都市公園等の整備や管理・運営に関心やアイデアがあり、当該事業を実施できる法人(グループ)。グループ参加の場合は代表者1社を選定するとともに、全構成員を明らかにする。
提案は1つの公園でも可。公園等の賑わい創出に関する事業として事業コンセプト、施設概要や公園施設等の維持管理、事業スケジュールなどを求める。また事業実施条件として建設費概算など事業収支計画、提案事業における公園整備や管理運営への収益還元、公共負担の内容と想定金額、理由などの提示を求める。
翠ヶ丘公園は愛宕山地内29.9haの総合公園。北東部の約3haでは、2022年度からP―PFI事業(整備・運営=あおい)によりカフェや温浴施設が運用されている。今回は公園南側の歴史・イベントエリア6.41haを対象に導入を想定している。
山寺池公園は西川字池ノ上地内3.96haの近隣公園。災害時の避難場所として広場や芝生エリアなど十分なスペースを有するほか、アスレチックや遊具等子どもたちの運動能力の向上や社交性育成の促進につながっている。
(提供:福島建設工業新聞社)