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建通新聞社四国
2025/07/18

【高知】南国市 十市・稲生保育園統合設計を選定

 南国市は、「十市・稲生保育園統合高台移転整備事業基本・実施設計策定業務委託」の公募型プロポーザルで事業者を募集した結果、内藤・杢建築事務所設計業務共同企業体を選定した。履行期間は契約締結日から2027年3月11日まで。提案限度額は税込みで4770万円(基本設計1300万円、実施設計3470万円)。
 業務内容は、津波浸水想定区域にある十市保育園と稲生保育園を統合し高台にある候補地へ移転するため、新園舎整備に伴う基本・実施設計を行う。
 移転場所は十市北部の民有地。計画では、敷地面積約5000平方bに園舎、園庭、プール、駐車場、進入路などを整備する。造成工事を早ければ2026年度、建築工事を27年度以降に行う。29年度の開園を目指す。現在の十市保育園の規模は、木造平屋879平方b。定員は140人。所在地は十市2315ノ1。稲生保育園は木造平屋443平方b。定員は70人。所在地は稲生1386ノ1。
 企画提案では、「子どもたち一人ひとりの育ちを保障し、心動かす豊かな経験ができる環境づくり」などをテーマに、災害時の一時避難場所、保育室や給食室などの配置や導線を考慮し、耐久性やメンテナンス性に優れ継続的に将来的コストを削減できる施設などの提案を求めた。

提供:建通新聞社