設計は益田設計事務所、設完は26年12月末
独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構(JEED、本部・千葉県)が、ポリテクセンター松本「実習場」の建て替えを計画していることが7月22日までに分かった。2025年度は設計業務と調査業務を進めるとしている。
本紙取材によると、設計業務は第1四半期中に入札を行い、益田設計事務所(宮崎県)と7800万円で契約を結んだ。2026年12月末を目標に設計業務を進めていく。そのほかの応札は、宮本忠長建築設計事務所(長野市)とエーシーエ設計(長野市)だった。予定価格は非公表。
今後は、工事に向けた敷地調査を一般競争入札で10月上旬に公告し、11月下旬に入札・契約を結ぶ予定。履行期間は約4カ月を見込んでいる。
現在、敷地内には機械実習棟や多目的実習棟、金属実習棟、総合実習棟―などの建屋が約10棟立地しているが、今後整備する建て替え規模や着工時期などは明らかにしていない。
ポリテクセンター松本の実習場建て替えに係る工事および業務発注は、同機構長野支部ではなく、本部からの発注案件となる。
所在地=松本市寿北7−17−1
提供:新建新聞社