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　第２７回参院選は２０日投開票され、福井選挙区（改選数１）で３選を果たした自民党の滝波宏文氏（５３）＝農林水産副大臣＝が翌２１日朝、福井市成和１丁目の選挙事務所前で共同会見した。
　抱負中、北陸新幹線の小浜・京都ルートに触れ「私と西田昌司・与党整備委員長が小浜・京都ルートの命運を握ると言われ、丁寧に科学的に説明し、理解を得ていきたい」と強調。年末までに京都駅の位置を一つに絞り、来年度の認可・着工を目指す意向を示した。
　選挙期間中、京都や大阪の財界などにも、小浜・京都ルートの支持者が多数存在し、官民を超えた連携が大切と指摘。鍵は、沿線自治体と国とＪＲの費用負担の在り方にあり、財源確保など着工５条件を揃え、京都の懸念に丁寧に向き合うことの必要性を強調した。
　氏は大野市出身で、趣味はスキーと、福井のお国自慢。米国公認会計士の有資格者で、勤勉、正直、感謝を信条とする。