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建通新聞社四国
2025/07/22

【徳島】徳島県 駐車場整備プロポ 9月までに開始

 徳島県は、万代中央埠頭など万代庁舎周辺のさらなるにぎわい創出≠後押しするため、(仮称)駐車場整備事業として万代町5丁目の職員駐車場を立体化して新たな駐車場を創出する。これに向けて事業者選定に係る公募型プロポーザル手続きを9月までに開始する予定。事業費は約9億円を見込んでいる。
 建設地は徳島市万代町5丁目の現職員用駐車場。敷地面積は約1800平方b。近年、万代中央埠頭でにぎわい創出が進み、今後、住吉万代園瀬橋線延伸により利便性向上と駐車場不足が見込まれることから、職員駐車場を立体化して新たな駐車場を確保する。
 選定される事業者は立体駐車場の設計と施工を担う。同敷地を平日は職員駐車場、休日は一般利用できる立体駐車場にする。この他、関連して万代庁舎東側にある職員会館敷地内の会議室棟を解体、その横のテニスコート部分と併せて駐車区画を整備する。妊婦や育児中、または障害のある職員を優先する職員駐車場を整備する予定。
 これらの事業費として、当初予算に委託料6623万円、工事費2600万円、26〜27年度債務負担限度額8億9900万円を設定している。
 住吉万代園瀬橋線は、新町川を渡河して病院とボウリング場の間を通り、職員駐車場敷地の西方に接続する予定の都市計画道路。県は本年度、新町川他水辺空間のにぎわい創出に向けて、徳島市中心部から万代中央埠頭までの新町川沿いで、河川空間利活用の先行事例の資料収集と他事例の導入可能性検討も進める。

提供:建通新聞社