優先交渉権者に安藤・間グループ
千曲市は、BTO方式による公募型プロポーザルで選定を進めていた「新戸倉体育館整備・運営事業」について、安藤・間グループを優先交渉権者に決定したと7月22日公表した。
提案者は、安藤・間グループを含め計3グループ。次点以下の情報は明らかにしていない。グループの構成員や評価点数などは事業者決定後の公表となる。基本協定や仮契約は8月中に締結する見通し。
同事業は、総合運動公園の基本構想に基づき、戸倉体育館を核とする「戸倉体育館エリア基本計画」の一環として進めるもの。新戸倉体育館は、2028年開催の国民スポーツ大会に間に合うように整備を行う。
新体育館の完成後、現戸倉体育館やテニスコートの解体設計を28年度から取り掛かり、新野球場の基本設計は29年度に着手する予定。
【案件概要】
事業名称=千曲市新戸倉体育館整備・運営事業
事業箇所=千曲市磯部1460−3
事業概要=新体育館移転新築に伴う設計・建設・工事監理・維持管理・運営業務
計画期間=24年から42年度まで ※体育館の設計と建設期間は25年9月から28年7月末、屋外施設は25年9月から28年9月末、維持管理・運営期間は28年8月1日から43年3月末
提案上限額=54億円(消費税含む)
提供:新建新聞社