福井市上下水道局は、下水道管路施設包括的維持管理業務の導入に向けて、2025年度の第3四半期に対象業務数量案、事業者選定方式案および受注者要件案を、また、第4四半期には公告資料案をそれぞれ公表する予定だ。
このほど公表した「下水道管路施設の包括的維持管理業務導入に向けた第1回個別ヒアリングのまとめ」の回答の中で言及した。
1948年に着手した福井市の下水道事業は、約1650キロの管路を整備し、2024年度末をもって概成。一方で、耐用年数50年を経過した管路の割合は14・1%(24年度末時点)と全国平均の2倍以上になっているという。
なお、今回の個別ヒアリングに関しては、6月4日から10日にかけて実施した。参加者数は22事業者だった。