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　香川県西讃土地改良事務所は、三豊市財田町にある香川用水記念公園の活性化に向けた園内のリニューアル整備を３カ年かけて行う計画だ。１期目となる２０２５年度はじゃぶじゃぶ池周辺の再整備や花見の広場内にある複合遊具の新設、植栽の再整備などに着手する。
　県では県管理公園の再整備を進めており、その一環として事業を行う。計画では、水の資料館に隣接する親水施設のじゃぶじゃぶ池を子どもが水の大切さや香川用水について学べる学習施設としてリニューアルする。
　また、花見の広場内にある複合遊具が老朽化していることから、水の象徴である竜をデザインした複合遊具を新たに設置する。その他、植栽の再整備やパーゴラの更新などを計画している。
　現在、じゃぶじゃぶ池周辺約３０００平方�bの測量を環境デザイン（観音寺市）が10月末まで、設計を総合技建コンサルタント（琴平町）が26年２月末までの履行期間でまとめており、工事は26年度を見込んでいる。
　香川用水記念公園の敷地面積は約６万平方�b。香川用水の歴史と恩恵を伝える施設として、東西分水工の周辺に１９９７年に開園した。園内は「メモリアルゾーン」「集いと文化のゾーン」「水と光のふれあいゾーン」「風と花と緑のゾーン」の４つで構成されている。所在地は三豊市財田町財田中２３３５。

提供：建通新聞社