長岡市水道局は23日、簡易評価型プロポーザル方式で選定していた「長岡市水道施設将来構想策定業務委託」について、最優秀提案者を日水コンに特定したと公表した。
テーマは「地方都市における持続可能で効果的な送配水システム」「多様化する水道事業経営における民間活用」の2項目を設定していた。
市では、人口減少に伴う水需要の減少による給水収益の悪化、高度経済成長期に整備された多くの施設や、管路の老朽化および水道に携わる職員の高齢化、人数の減少といった課題を抱えている。これらを踏まえ、水道事業の効率および強靱、持続、安全を具現化し将来にわたり安定的に供給できる水道の実現を目指すとともに、その事業効果と将来投資額を把握するのが目的。契約限度額は6336万円(税込)とし、履行期間については10月中旬から2028年3月31日までとなっている。