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　富山市は、旧奥田団地３棟ほかを一括で一般競争入札で売却する。参加申込を８月２２日まで受け付け、２７日に開札。落札者の負担で団地、倉庫、アーケードを解体し、除去することなどが購入の条件となる。
　内容は次の通り（所在地番　地目　地積−の順）。予定価格は１０３万７００円。
▽奥田寿町字竹鼻１２番５８　宅地　２４４・５７平方メートル
▽奥田寿町字馬渡１番１６（１号棟）　宅地　２２４１・９９平方メートル
▽奥田寿町字馬渡１番１９　宅地　８０２・３４平方メートル
▽奥田寿町字中狭９番５１（２号棟）　宅地　１７３４・５１平方メートル
▽奥田寿町字中狭９番５２（３号棟）　宅地　２０５０・７２平方メートル
　奥田団地は３棟（１９６６〜６８年築）で構成。市は２０２４年度に民間事業者に対し利活用の意向を調査したが、現行の都市計画の基準では建物の高さ制限や土地の形状が細長いなどに加え、解体費が約１０億円に上ることから、土地の取得や活用に意欲を示した事業者はいなかった。一方で富山駅から約１キロと好立地にあり、市は意向調査した事業者が限定されたことから、より幅広く希望者を募るため、一般競争入札を実施する。跡地利活用可能性調査は住宅・都市問題研究所が担当。
　詳しくは管財課財産管理活用係へ。