北新潟農業協同組合(新発田市 近田俊幸代表理事理事長)は8月5日、新発田市真野原外地内「北新潟物流センター」および「紫雲寺支店」建設工事を通常型指名競争入札で開札する。
計画によると、両施設とも県道21号新発田紫雲寺線沿いに面し、物流センターは各資材センターをつなぐ拠点として、コスト縮減およびスケールメリットを最大限利用者に還元することが目的。現在の倉庫やグリーンセンターを解体後、その跡地にS造平屋建て延べ約1650平方メートル(荷捌場約450平方メートル含む)規模で新築する。一方、紫雲寺支店は現在の施設を建て替えるもので、規模はS造平屋建て延べ約170平方メートル。持続可能な収益基盤の維持や、組合員および利用者ニーズに応えることを念頭に老朽化が著しい店舗を解体し、地域の金融店舗を存続させる。工期は2026年4月30日まで。
設計・監理は石渡建築設計事務所(新発田市緑町2丁目)が担当。
JA北新潟は下越北地域の4JA(JA北越後、JAにいがた岩船、、JAかみはやし、JA胎内市)が合併。合併時における組合員数は3万3867人(うち正組合員1万6438人)で県内JAでは5番目の規模となった。地区は新発田市および村上市、胎内市、聖籠町、関川村の区域。