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　老朽化モルタル吹付法面補修工法の発展・普及を目的に活動する「新潟県のリフレッシュ工法協会」（会長・青柳裕之グリーン産業常務取締役営業本部長）は２３日、２０２５年度通常総会を新潟市中央区の新潟東映ホテルで開いた。
　開会に先立ち、あいさつに立った青柳会長は県内実績として２４年度までに６５件（総施工面積２万６８００平方メートル）となり、全国で２番目に多い件数を施工していることを紹介し「協会員皆様の日ごろの広報活動等により採用されている証だと思う」と謝意を表した。また、国土強靱化実施中期計画に防災インフラの整備・管理がうたわれていることに触れ「新潟県は法面の老朽化対策など近々に対応しないといけない個所が多く、当協会の工法をさらに広げるチャンス」と述べ、広報活動に加えて発注者やコンサルタントへの営業活動など、さらなる工法普及へ結束を高めた。
　議事では２４年度事業報告・収支決算、２５年度事業計画・収支予算などの議案を審議し、いずれも承認された。２５年度事業計画では、１０月から１１月に現場研修会、２６年２月に広報活動（上越、中越、下越、佐渡地区）のほか、県各地域振興局やコンサルタントを対象に技術講習会の随時開催を予定している。
　そのほか、中部川崎（新潟市中央区）の新規入会が報告された。