魚津市の新室内温水プール「とびUO!プール」の竣工式が1日、現地で開かれ、県・市議や工事関係者、学校関係者ら約30人が盛大に祝った。
同プールは、既存施設の老朽化や非耐震化などから、ありそドーム第1駐車場(北鬼江)にS造一部W造平屋建て1822平方メートルで移転新築。25メートル6レーンの大プールと13・5メートル四方、深さ50センチの小プールを配する。CLT材を梁に使用し、内装にも木材をふんだんに使用。ゼロカーボンシティの実現に向け最新設備を備え「ZEB ready」の基準を満たす施設となる。工事費は約16億3000万円。
式では、村椿晃市長が完成までの経緯を説明した上で「競技力向上のみならず、健康増進や生涯スポーツの推進の場として利用してもらいたい」と期待を寄せた。施工者・設計者への感謝状贈呈の後、関係者がテープカットを行った。
設計は中西正佳建築設計事務所(兵庫県)、施工は建築主体が関口組・東城JV、機械設備がマツバラ工務店・ユウホー設備JV、電気設備が日本海電業。