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日本工業経済新聞社(埼玉)
2025/08/05

【埼玉】蕨市 3公園の改修・新設へ設計

 蕨市は公園等整備事業として3件の設計を年度内にまとめる。市民公園内のボール広場整備、土地区画整理事業として新設する錦町1号公園の2件は実施設計に着手。順調に進めば来年度の工事を見込んでいる。そのほか塚越グラウンド改修に向けて基本設計を年度内にまとめる予定で、来年度の実施設計、再来年度の施工といった流れを想定している。
 市内の公園でボール遊びが禁止されている現状を踏まえて、子どもが遊べるようなボール広場を市民公園(塚越5−1)内に設ける計画。公園駐車場の北側にあるスペースを活用する予定で、工事内容としては主に防球フェンス設置などを見込んでいる。
 錦町1号公園は錦町土地区画整理事業地内に整備するもの。整備地としては、おおむね西小学校(錦町5−11−30)北側の方向にある敷地を活用する。敷地全体(約1600u)のうち、仮設住宅などを設けている敷地を除く約1000u程度を公園用地に充てる。地域住民が活用できる公園を設ける方針だ。
 そのほか、塚越公園(塚越3−19)内のグラウンドで老朽化がみられるため改修を図る。まずは本年度の基本設計で改修が必要な設備を具体化し、来年度に予定するの実施設計で施工詳細をまとめる流れを目指す。
 いずれの公園でも地域住民への計画周知と意見交換を行い、工事内容に反映させる見通しだ。
 設計は▽市民公園ボール広場=アーバンデザインコンサルタント埼玉事務所(さいたま市、電話048−826−5561)▽錦町1号公園=協和コンサルタンツ関東営業所(さいたま市、電話048−645−4740)▽塚越グラウンド=エイト日本技術開発北関東支店(さいたま市、電話048−693−8001)――が手掛ける。

提供:埼玉建設新聞