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建通新聞社(中部)
2025/08/06

【愛知】長久手市 香流苑跡地売却へサウンディング

 長久手市は、「旧香流苑」の跡地利用に向け、サウンディング調査の手続きを開始した。8月22日まで参加申し込みを受け付け、29日まで随時実施する。調査結果は、9月中旬に公表する見通しだ。
 跡地利用については、23年7月以降、延べ8回にわたり実施してきた地域住民との意見交換会の成果を踏まえ、全体の面積1万5396平方bのうち、東側の約4300平方bを市有の緑地とし、西側の約1万平方bを総合評価型プロポーザル方式により売却する方針を固めている。
 現在、既存施設の解体工事を進めており、産業廃棄物処理などが生じたことにより工期を9月末まで延長。これに伴い、公募開始時期を当初予定していた7月から10月頃としていた。公募手続きは、審査を経て売却先を選定し、3月議会の承認を得て2025年度中の契約を目指している。
 市が整備する緑地は、築山を生かした散策路エリア、2カ所の広場エリアで構成する想定。売却先決定後、境界のしつらえなどが固まってから詳細設計に着手し、関連事業の見通しが立った後の26年度以降に工事を実施する予定だ。
 今回実施するサウンディング調査は公募開始を見据え、具体的な整備内容やスケジュール、需要などを把握し、最終的な実現性の確認をしたい考えだ。対象は土地購入への関心があり、想定している利用用途での土地取引や運営の実績がある事業者。合わせて、希望者には現地見学会も実施する。
 敷地の所在地は上川原1ノ1他。都市計画区域は市街化区域、用途地域は準工業地域で、建ぺい率60%、容積率200%。敷地北側は歩道付きで幅員9bの道路整備を計画しており、26年度以降に着手する。周辺地域は大型共同住宅や戸建て住宅で住宅街を形成しており、売却先の選定では住環境への配慮や敷地の地域開放などを評価対象とする考え。
 「香流苑」はし尿処理施設として、1975年から長久手市と尾張旭市が共同で運用してきた。老朽化もあり、両市で協議の上、2021年度に閉鎖した。


提供:建通新聞社