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北陸工業新聞社
2025/08/06

【新潟】パシフィックコンサルに/旧機那サフラン民活可能性/長岡市

 長岡市は5日、簡易評価型プロポーザル方式で選定していた「旧機那サフラン酒製造本舗PPP/PFI導入可能性調査業務」について、最優秀提案者にパシフィックコンサルタンツを特定したと公表した。
 「機那サフラン酒」を創業した吉澤仁太郎の酒製造所兼自宅跡。建造物庭園、石垣が現存し国登録有形文化財で構成される歴史的建築物群11棟(主屋、道具蔵、調整蔵、離れ座敷など計2289・09平方メートル)。場所は摂田屋4丁目地内となる。
 計画によると、未整備建物の保存・活用に当たり、整備と運営に関して民間能力を積極的に活用するとともに、より効率的で質の高い公共サービスの提供と市財政負担の軽減および平準化を図り、早期の手法としてコンセッション方式(公共施設等運営権制度)を含めた可能性を調査するもの。「活用方法および運営方式は検討中」(観光企画課)としている。
 業務内容は基本仕様の検討(整備・運営管理方針案の策定、諸施設の検討および設定)、事業手法の検討、民間事業者の参入意向調査、概算事業費の算出、VFM(バリュー・フォー・マネー)の検討、事業スケジュールの検討および課題整理など。8月下旬の契約締結を予定し、提案上限額は1000万円(税込)。履行期限が2026年3月13日まで。
 市では18年に約1万平方メートル(庭園含む)に及ぶ敷地と建物を取得し米蔵、駐車場、トイレを整備。「醸造・発酵のまち」の観光拠点としての知名度、集客力が徐々に高まり、近隣には多様な民間事業者が出店している。

hokuriku