京都府は、「京都府流域下水道事業経営戦略」の中間見直し案の中で投資計画を見直し。令和8〜12年度の平均投資額を年間約84億円と試算した。
8月4日及び5日開催の流域下水道事業経営審議会の投資部会及び財政部会において、投資計画の見直し及び財政収支見通しを報告した。
投資計画の見直しにおいて、今後の主な整備施設として、雨水・施設増設は[桂川右岸]未完成の公共下水道接続施設(前小川、五間堀川−1、五間堀川−4)、[木津川]宇治田原町の編入に係る管路、水処理施設E系列増設の関連施設(中央進入路、急速ろ過施設能力増強など)、[木津川上流]相楽中継ポンプ場ポンプ設備の増設など、改築更新(地震対策等含む)は[桂川右岸]B系水処理施設、受変電設備、汚泥濃縮施設、汚泥脱水設備、幹線管渠、[木津川]B系水処理施設、水処理送風設備、汚泥乾燥設備、幹線管渠、[宮津湾]汚泥脱水設備、中継ポンプ場内電気設備、幹線管渠、[木津川上流]汚泥濃縮施設、酸素発生設備、幹線管渠を挙げた。
見直し後の投資計画では、令和8〜12年度の平均投資額を年間約84億円と試算した。なお計画期間内の見通しによると、令和8年度は78億5500万円(改築更新41億1300万円、地震対策・耐水化16億8300万円、施設増設8億4200万円、雨水対策12億1700万円)、9年度は83億0400万円(改築更新50億2900万円、地震対策・耐水化7億2000万円、施設増設13億7100万円、雨水対策11億8400万円)、10年度は82億3900万円(改築更新64億5500万円、地震対策・耐水化9億2800万円、施設増設8億5600万円、雨水対策−)、11年度は89億4400万円(改築更新74億8200万円、地震対策・耐水化6億円、施設増設8億6200万円、雨水対策−)、12年度は88億4500万円(改築更新66億8200万円、地震対策・耐水化13億7200万円、施設増設7億9100万円、雨水対策−)。
なお耐水化については、木津川流域下水道(洛南浄化センター)において、山城中継ポンプ場の耐水化計画を令和4年度に策定しており、それを踏まえ、施設の耐震化のための補強工事を令和8年度に実施する予定。
令和11年度以降は現行の投資計画で定めた投資上限を超過するため、執行体制・予算確保について工夫が必要とし、▽日本下水道事業団への事務委託や官民連携の活用を促進し、執行体制を確保▽国への予算要望にあたり、社会資本整備総合交付金の重点配分項目や個別補助事業への切り出しを積極的に行うなど、国費支援を最大限活用−を挙げた。
維持管理費については、令和8年度68億2100万円、9年度69億3700万円、10年度70億6100万円、11年度71億7400万円、12年度72億9500万円と試算した。
資本的支出の建設改良費の見通しについては、令和8年度82億0500万円、9年度86億5400万円、10年度85億8900万円、11年度92億9400万円、12年度91億9500万円とした。