上里町は、移転が決まっている保健センター(七本木307)と老人福祉センター(七本木286)、福祉町民センター(七本木5591)の3施設を解体するための設計を2025年中にまとめる。工事自体は3施設をまとめて発注するか未定だが、26年度から順次、公告していく予定だ。
保健センターと老人福祉センターは隣り合う町有地に建ち、福祉町民センターは300〜400m離れて建つ。すでに3施設をまとめた解体工事設計業務を、松下設計(さいたま市、電話048ー840ー4118)が担当。25年12月12日までの納期で手掛けている。
保健センターは1979年度に完成し、RC造2階建て延べ床面積602u)。老人福祉センターは、75年度に完成、RC造1階建て(同572u)。福祉町民センターは72年度に完成し、RC造2階建て(同604u。
解体工事は「3施設まとめて発注するか、別々にするかは未定」(同町保健センター等複合施設建設推進室)という。
ただ、2026年度から順次、工事発注していく計画はあり、一般競争入札か指名競争になるかは今後、詰めていく。
解体後、施設によっては駐車場などとして利用することも検討しているが、その他の跡地利用は、今後、同町で議論を進めていくとしている。
3施設は、上里町役場の隣接地(七本木5520)に、24年9月に着工して建設が進むS造2階建ての複合施設(愛称・こむぎっちテラス、延べ床面積1692u)に移転することが決まっている。複合施設は25年度中に供用開始予定で、それまでに各施設が移転してくる想定となっている。
提供:埼玉建設新聞