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　いわき市は、公共下水道事業でウォーターＰＰＰの導入を検討している。最短で2027年度の事業開始を目指しており、26年2月ごろに実施方針等の公表を見込んでいる。事業者は同6〜7月に公募し、同11月ごろの選定を想定している。
　3処理区（北部、南部、中部）の全施設を対象にした導入を念頭に検討を進めている。今年度は、個別対話やサウンディング調査を実施し、その結果を踏まえて、具体的な事業範囲や対象施設などを固める方針。
　対象となった処理区、施設は、一括による発注を基本としている。受注体制はＪＶやＳＰＣ（特別目的会社）などを予定。公共下水道事業のほか、農業集落排水事業、地域汚水処理事業も対象に含めるか検討している。
（提供：福島建設工業新聞社）