九州防衛局熊本防衛支局は、自衛隊施設の最適化を進めている。国分駐屯地では、隊舎新設に向け12月下旬に公告予定。また、体育館の整備は設計を委託した。
隊舎新設の建物規模はRC造6階建約1万1000u。建築一式の工事規模が10億円以上20億円未満、電気・通信は8億1000万円以上10億円未満、管は10億円以上20億円未満の大型案件で12月下旬の公告、着手時期は26年4月、工期は21カ月を見込む。
体育館整備は、北熊本外(7)隊舎新設等総合設計の一環で行われ、受託業者は大有設計・松田平田設計・西日本技術開発・東条設計・マック・プランディー・西部技術コンサルタント共同体。契約金額は9億5150万円(税込み)、履行期間は2028年6月30日となる。
同業務では、下甑分屯基地(S造平屋建て1100u)の体育館や奄美大島分屯基地の隊舎(RC造2階建約190u)、沖永良部島分屯基地での補給倉庫(同平屋建て約200u)新設が含まれている。
このほかにも北熊本駐屯地の隊舎2棟や仮設隊舎、保管庫。都城駐屯地の体育館、高畑山分屯基地で補給倉庫の新設。さらに、3駐屯地と4分屯基地にある既存建物の解体設計も対象となっている。