徳島県は、北島町にある防災センターと消防学校の改修工事を2026年度以降に発注する。現在、改修設計を川建設計(徳島市)、照明設備設計を阿波ミライズ設備設計(徳島市)に委託し進めており、いずれも本年度中に業務を終える。
建物は本館が鉄筋コンクリート造3階建て延べ4088平方b。消防訓練施設として使用するA棟は同造2階建て延べ24平方b、B棟は同造2階建て延べ96平方b、C棟は同造7階建て延べ880平方b。他に水難救助訓練施設同造2階建て延べ1425平方b、車庫で鉄骨造平屋496平方bもある。
改修は、エレベーターの仕様変更を含む改修や、一部外壁のクラック補修とシール打ち換え、屋上防水改修、建具やサイン改修、内装改修、ウッドデッキ改修、プール改修、転落防止柵新設、塗装などを考えている。車庫はシャッター改修を予定している。
照明設備改修は、これらの建物と宿泊棟・鉄筋コンクリート造5階建て延べ1795平方bと、外構部分の敷地3万2543平方bを含め、照明設備を更新する。ライフサイクルコスト低減と容易な維持管理を目指す。
所在地は北島町鯛浜大西165。
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建通新聞社