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日本工業経済新聞社(埼玉)
2025/08/19

【埼玉】吉川市/第二最終処分場再整備の設計、スラグ選別棟をスポーツ管理棟へ

 吉川市は、東埼玉資源環境組合第二最終処分場(高久666−1)のスラグ選別棟および調整池を対象に改修工事を行う。スポーツ施設を中心とした公園整備を目指し、まずは本年度内に設計をまとめる。
 設計業務は松下設計(さいたま市、電話048−840−4118)が担当している。設計委託時点における目標工事費は2億8490万円以下を設定しており、予定工期は2026年6月から27年3月まで。
 対象のスラグ選別棟は、スポーツ施設の管理棟に改修する。施設内に事務所やトイレ、休憩室などを設ける想定だ。建築設計の他、機械設備・電気設備設計なども実施する。既存の選別棟は、S造平屋、床面積518uの規模。
 調整池については、3600uの敷地を駐車場として整備する。約100台の駐車台数を想定し、舗装や区画線など外構設計をまとめる。
 第二最終処分場は、19年にスラグの埋め立てを終えた。これに伴い、テニスコートや野球場を整備することで、公園として土地の利活用を図る。
 現在、東埼玉資源環境組合はスラグ埋め立て地の覆土工事を行い、テニスコートや野球場などの整備に着手している。これに対し、市は建築物・駐車場・スポーツ施設の防球ネットなどの整備を主導する格好だ。

提供:埼玉建設新聞