富山県建設業協会富山支部青年部会(堂口隆介部会長)は20日、富山市八尾町井田地内の井田川河川敷で、「越中おわら風の盆」の開催に合わせた臨時駐車場の整備を行うボランティア活動を実施した。
この日は、同支部青年部会の会員76人が集結。おわら風の盆の開催時に臨時駐車場として使用される、八尾スポーツアリーナ裏の河川敷(約2ヘクタール)の雑草を、肩掛け式草刈り機できれいに刈り取った。刈った草を集めると同時に、転落防止用のロープ張り作業などにも汗を流した。
堂口部会長は、「建設青年団体の全国組織である全国建設青年会議では、平成15年11月に7月28日を『全国建設青年の日』と定め、建設産業の市民化を広くアピールするため、全国でボランティア活動を行っている。富山支部青年部会でもその活動の一環として、平成16年から草刈りなどの活動を続け、今年は12回目となる」と趣旨を説明した上で、「おわら風の盆は、県内外から多くの観光客が訪れる富山市の一大イベント。事前美化を行うボランティア活動は、地元の皆さんに大変喜んで頂いており、地域のために仕事をしている、われわれのやりがいにもつながっている。メンバーは普段から草刈り機の扱いに慣れている。今後も職種を生かした地域貢献活動を続けていきたい」と話している。