射水市は、野手処分所拡張工事で、実施設計の詰めを行っている。入札公告は、早ければ9月末ごろとなりそうだ。
一般廃棄物最終処分場(管理型)である野手埋立処分所(入会地字東笹鎌野90番地)が増設される。1982年4月に供用した同処分所が、2027年度末に埋立完了することから、既存埋立地の嵩上げおよび一部拡張により、埋立地を確保する。
計画によると、埋立容積は7万立方メートル増えて35万立方メートル。工期は36カ月間。28年度に供用開始し、埋立予定期間は15年を見込む。
25年度当初予算には継続費15億7535万7000円を設定。年割額は25年度が3億2211万7000円、26年度が6億3069万円、27年度が6億2255万円。
実施設計は中部設計(富山市)が担当。
なお、25日から「野手埋立処分所の変更(増設事業)」に係る生活環境影響調査書の縦覧が始まる。環境課および野手埋立処分所で、9月24日まで。調査項目は大気質、騒音、振動、悪臭、水質、地下水。意見書は10月8日まで受け付ける。