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建通新聞社四国
2025/08/22

【高知】国交省 早明浦ダム周辺地区事業を変更登録

 国土交通省は、早明浦ダム周辺水辺利活用促進協議会が推進する「早明浦ダム周辺地区かわまちづくり」が2026年度から2期事業に着手するため、8月1日に変更登録した。
「早明浦ダム周辺地区かわまちづくり」は21年度から親水護岸の整備やカヌーなどのアクティビティ運営などを進めている。今回の変更登録では、「水辺を活かしたスポーツ&レジャーのかわまちづくり」をコンセプトに、早明浦ダムの湖面と周辺環境を活かした「スポーツ」「レジャー」「宿泊滞在」「インフラツーリズム」などを推進し、周辺地域のさらなる活性化と賑わいの創出を目指す。
 活性化のため、主に三つの水辺拠点エリア「ダムエリア」「レイクタウンエリア」「村の駅エリア」を設定。ダムエリアでキャンプ場や駐車場の整備、レイクタウンエリアで湖岸広場の整備、村の駅エリアでは進入路の改良や桟橋整備などを行う。
 ハード面では、国土交通省が管理用通路、湖岸整備(護岸など)、進入路の整備など。水資源機構が支障木伐採、高知県が樹木伐採、本山町が展望キャンプ場の整備、土佐町がキャンプ場の拡張、大川村が桟橋整備や環境整備などを進める。ソフト面では、ダムエリアでダム堤体ツーリズムの拡大を図る他、レイクタウンエリアではスポーツ合宿やカヌー競技大会などスポーツ・レジャーと連携した湖面活用などを実施する。
 2期事業は26〜30年度まで。水辺整備についてソフトとハード施策に取り組み地域全体の活性化を図る。

提供:建通新聞社