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建通新聞社(中部)
2025/08/26

【愛知】アイホン 熱田区大宝1丁目に新社屋 着工は12月

 アイホン(名古屋市中区新栄町1ノ1)は、熱田区大宝1丁目に新社屋を整備すると明らかにした。12月上旬に着工し、2027年9月の完成を目指す。総投資額は明らかにしていない。
 今回の整備計画では、建設地の一帯に本館(北棟)と別棟(南棟)を新築する。規模は、本館が鉄骨造8階建て延べ1万2303平方b、高さ44・5b。別館が鉄骨造平屋400平方b。完成後は愛知県内に分散している本社や開発、品質保証、名古屋支店(名古屋市中区)の機能を集約するようだ。名称は「アイホン 本社ビル」。
 建設地は名古屋市熱田区大宝1ノ902ノ1他。市営地下鉄名港線・日比野駅の南東、市道西町線に面した、マルハニチロ物流(東京都中央区)の事務所跡地。敷地面積は本館が3866平方b、別館が995平方b。用途地域は東西で分かれており、西町線に面した西側は商業地域(建ぺい率80%、容積率400%)、東側は準工業地域(同60%、200%、絶対高31b高度地区)となっている。
 新社屋の整備に当たり、アイホンは当初、16年に約23億円を投じて中村区名駅南4丁目の土地を取得したが、同地での建築を見送り売却。20年に今回の建設地を新たに取得していた。その後、22年にはマルハニチロ物流により既存建物の解体を終えていたものの、これまで跡地は活用されておらず、現在は更地となっている。
 工事名は「アイホン新社屋(仮称) 新築工事」。設計・施工は矢作建設工業(名古屋市東区)が担当している。


提供:建通新聞社