朝霞県土整備事務所は橋梁に関する補修・耐震化など3件の設計へ取り掛かる。朝霞大橋は補修工事を、新盛橋と笹橋では耐震補強工事を行う計画。いずれも現地調査などを踏まえて施工詳細を検討し、順調ならば年度内にも設計をまとめる見通しだ。
朝霞大橋(朝霞市下内間木)は上り線が橋長317・2m、下り線は318・1mで、幅員はそれぞれ11m。上部工が7景観連続非合成鋼少数鈑桁、下部工は逆T式橋台(場所打杭)および柱橋脚(小判場所打杭)となっている。過年度に実施した点検結果に基づいて補修の詳細をまとめる。
新盛橋と笹橋では耐震性の不足がみられるため耐震補強を行う。新盛橋では2021年3月に耐震補強設計を行っているものの、今回新たにフルスペック耐震補強を行うための修正設計に取り掛かる格好。
新盛橋(朝霞市上内間木)は橋長108m、幅員13・3m。上部工は2径間連結PCポステンT桁2連、下部工が逆T式橋台(鋼管杭)2基、張出式橋脚(鋼管杭)3基となり、1990年に竣工した。
笹橋(朝霞市田島)は▽橋長=44・9m▽幅員=12m▽上部工=2径間単純PC中空床版桁▽下部工=逆T式橋台(杭基礎)2基、T型式橋脚(直接基礎)1基――。94年に竣工している。
提供:埼玉建設新聞