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秋田建設工業新聞社
2025/08/28

【秋田】常盤川の災害復旧/太田面で護岸工243mを9月に公告

 山本地域振興局建設部は、5年7月の大雨により護岸が決壊した常盤川(能代市常盤)に関し、太田面2号で延長243.7m(左岸)の護岸工発注に向け準備を進めている。公告は9月になる見通し。今年度は長崎地区と太田面地区で工事を推進。本日29日に本庁(建設政策課)が発注した3件(◇長崎、L312.3m・右岸 ◇太田面2−1、L293.9m・右岸 ◇太田面2号、L398.6m・左岸)も工事契約する。

 常盤川は、能代市常盤地域を流れる米代川の支川で、流路延長は12,120m。県道山谷富根停車場線とほぼ並行する形で北から南に流れ、県道能代二ツ井線と交差後に米代川と合流する。復旧を進める長崎地区は県道山谷富根停車場線・渡道橋の周辺、太田面は長崎地区より上流の毘沙門沢が合流する周辺となる。

 先月15日には本庁発注で河川災害復旧工事3件◇長崎L278.6m(05−0354-20・左岸L219.6m、右岸L59m)◇長崎L334.9m(05-0354-40・左岸L174m、右岸163.9m)◇太田面2号−1L398.7m(05−0356−A1・左岸)、同24日には振興局発注の工事1件(太田面1号L193m・左岸L172.5m、右岸20.5m)を開札。

 本庁分は秀栄建設(05−0354-20)、北部建設(05-0354-40)、田中建設(05−0356−A1)がそれぞれ8年3月27日の工期で施工する。

 同河川では5年7月の大雨により数カ所が被災し、復旧完了まで数カ年がかかる見込み。設計は災害協定を結んでいる東亜測量設計が担当した。

 また、今月27日には氾濫対策として掘削工・伐木除根工(県単河川等環境維持修繕工事〔緊急浚渫推進〕07−K583−10)を公告した。滝の沢川が合流する周辺(能代市常盤字釜ノ岱)の延長600mを対象に、掘削工1,200㎥、伐木除根工6,000uを行うもので、9月18日に開札する。

提供:秋田建設工業新聞社