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日刊建設工業新聞
2025/08/28
【鳥取】知事、米子―境港など要望/杉中・地整局長が来県
国交省中国地方整備局の杉中洋一局長が25日来県し、平井伸治知事は高規格道路の米子―境港間、山陰近畿自動車道・南北線の早期事業化など県内事業の前進を求めた。
両者は県庁で会談し、平井知事は高速道路網の北条道路・北条ＩＣ以西についても「完成に向けて動いていかなくてはならない」と述べ、開通見通しを急ぐよう要請した。
これに対し、杉中局長は「地域の企業、産業の発展を支える基盤整備や物流の効率化は重要だ」とし、県と連携して最大限に努力すると応じた。
国交省側はルート帯３案を示し、計画段階評価中の米子―境港間で地元アンケートを実施しており、ルート検討を進めていると説明。北条道路西側では、地中障害物の調査を踏まえ、開通時期を明らかにする見通しを示した。
平井知事は、市街地を通過する米子―境港間で「地元も一緒になって話を進めていければ」と協調を呼び掛け、南北線では「正直、地元に懸念や心配もある」として丁寧な説明を求めた。
このほか会談では、本年度新規事業化になった境港外港昭和南地区岸壁や、鳥取港の航路付け替えが議題に上がり、県側は事業の進捗を要望した。
日刊建設工業新聞
両者は県庁で会談し、平井知事は高速道路網の北条道路・北条ＩＣ以西についても「完成に向けて動いていかなくてはならない」と述べ、開通見通しを急ぐよう要請した。
これに対し、杉中局長は「地域の企業、産業の発展を支える基盤整備や物流の効率化は重要だ」とし、県と連携して最大限に努力すると応じた。
国交省側はルート帯３案を示し、計画段階評価中の米子―境港間で地元アンケートを実施しており、ルート検討を進めていると説明。北条道路西側では、地中障害物の調査を踏まえ、開通時期を明らかにする見通しを示した。
平井知事は、市街地を通過する米子―境港間で「地元も一緒になって話を進めていければ」と協調を呼び掛け、南北線では「正直、地元に懸念や心配もある」として丁寧な説明を求めた。
このほか会談では、本年度新規事業化になった境港外港昭和南地区岸壁や、鳥取港の航路付け替えが議題に上がり、県側は事業の進捗を要望した。
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