文部科学省は、2026年度予算の概算要求に「もんじゅ」サイトを活用した新試験研究炉の開発・整備に係る経費25億円を盛り込んだ。
新試験研究炉は、熱出力10メガワット級の中性子ビーム炉。原子炉の設計や製作・施工、据付調整は三菱重工業が担当。また、今年度からは建屋等概念検討にも着手している(担当 東電設計)。
概算要求ではこのほか、「もんじゅ」関連経費として安全対策・維持管理や廃止措置に197億円、「ふげん」に同じく82億円、「もんじゅ」「ふげん」の廃止措置への地元企業の参加拡大につながる支援に係る経費3000万円など。