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北陸工業新聞社
2025/09/01

【富山】課題解決へ活発な交流を/北陸建設青年会議が総会

 新潟、富山、石川の北陸3県の建設業協会青年層で構成する北陸建設青年会議(会長・廣川範樹廣川建設工業代表取締役)の2025年度総会が8月28日、富山市のホテルグランテラス富山で開催された。
 この日は役員と会員ら約50人が参加。来賓として、北陸地方整備局企画部の山本悟司企画調査官が出席した。
 冒頭、廣川会長があいさつし「われわれの業界は、DXやICT、働き方改革、担い手不足の問題など変換期にあるが、それらに取り組まなければ地域建設業の未来はない。そのためにも北陸建設青年会議における会員同士の活発な交流、意見交換は非常に大事」と述べるとともに、「1企業が発注者に課題を訴えてもなかなか聞いてもらえないが、青年部や青年会議を通した意見、要望は反映していただける。少しでも従業員が働きやすく、儲かる会社になることが一番であり、地域がより良くなるために様々な意見交換、交流を行いたい」と話した。
 議事では、24年度の事業報告と収支決算、25年度の事業計画と収支予算を審議し、いずれも承認。新役員として、富山県の藤井公嗣氏(藤井組)と石田大介氏(日本海興発)を幹事に選任したことも報告された。
 事業計画では、(1)建設業界が直面する諸問題の調査研究・情報交換(2)諸課題に関する研修および官公庁・関係諸団体との意見交換(3)全国建設青年会議への参加、「建設青年の日」PR活動の実施−などに取り組む。
 総会後には、北陸地方整備局の加藤智博企画部長による講演「最近の北陸地方整備局の取組について」が開かれたほか、来賓を招いた懇親会も催された。

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