郡山市は2026年度、東山悠園の長寿命化事業に着手する。火葬炉11基の更新などにより、施設耐用年数を2071年まで延命する。
田村町小川字石淵地内の敷地5万4973.25uに、1991年供用開始のRC造2階建て延べ3152.65u。火葬炉として標準炉8基、大型炉2基、汚物焼却炉1基、また待合室(和室5室、洋室2室)、お別れ室・収骨室各4室などを備えている。
2023年度策定の施設長寿命化計画では、建屋の大規模な躯体改造は行わず、火葬炉設備更新による機能向上や、間仕切変更等により待合室を増設することで利用者の混雑緩和に努めるとともに、電気設備等改修により耐用年数の延命化を図る方針をまとめた。
26年度に改修設計を実施する見通しで、ニーズ調査等を踏まえ、バリアフリー化や洋式化なども視野に入れるほか、施設を運用しながらの改修や事業費平準化等に対応した年次計画をまとめる。
(提供:福島建設工業新聞社)