吉野川市は、川島中学校(川島町桑村2558)と鴨島第一中学校(鴨島町鴨島633ノ2)の屋内運動場に空調設備を整備するため、実施設計業務に着手した。工事はそれぞれ2026年度に発注する計画。
規模は、川島中が鉄筋コンクリート造平屋600平方b、鴨島第一中が鉄筋コンクリート造平屋1272平方b。生徒の学習・生活の場と災害時の避難所の役割を持つ体育館を、夏場の熱中症対策と防災機能強化を目指してエアコンを設置する。工事は避難者の収容規模が大きい中学校から実施する計画。実施設計業務を鎌倉建築設計事務所(吉野川市)が26年2月27日までの履行期間でそれぞれ担当する。
市は6月補正予算に中学校屋内運動場空調設備整備事業費に設計費など947万円を追加。この他、山川中学校屋内運動場(山川町前川261、鉄筋コンクリート造2階建て延べ1739平方b)で耐力度調査を進め、結果をみて空調設備整備方針を決定する。
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建通新聞社